秋田バプテスト教会 |公式ホームページ

キリスト教や聖書、結婚式や葬儀も相談できるキリスト教会です。

牧師館より    2013.11.3

2013-11-03

# 東北の地が、楽天イーグルスの日本一で湧き立ちました。 その喜びは、2011年3月11日に起きたあの東日本大震災の際に叫んだ「一ヶ月半で分かったことがある。 人のために戦う人間は強いということです。 絶対に見せましょう、東北の底力を」という言葉が、足かけ3年をかけて実現したからでしょうか。 いや、困難に打ち勝ちたいという人々の願いが、しばしの間、一つとなって実現したからでしょうか。 確かに、私たちは一つのことを、一つとなってやり遂げた時に、強い絆によって固く結ばれる体感を得ることができます。 まさに、その喜びを一緒に感じながら、選手の健闘に心から拍手を送ったのだと思います。
 しかし、私たちの喜びは、状況によって左右される喜びではありません。 聖書は、「主において常に喜びなさい」と言います。 私たちは、何によっても左右されない「常に」喜びの中にある者です。 状況がどのように展開したとしても、「イエスにおいて」喜びで湧き立つ日々でありたいと心から願います。 「どんなことでも思い煩うのはやめなさい。 何事につけ、感謝をこめて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。 人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守る。」と言われています。 (牧師 村上悦二)#

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牧師館より    2013.10.27

2013-10-27

# 政府の思惑は別として、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されようとしています。 その中味は、日本人の伝統的な食文化だと言います。 一般に広く根づいた、日本の食文化を強調しています。 説明を伺いますと、先ず、食材の新鮮さ、多様さ、持ち味が挙げられています。 そして、そのバランス、自然の美しさや季節の移ろいなど、暮らしに結びついたものであると言います。 すしやそばといった個別の料理を言っているのではなく、自然の中で生まれた食材や調理法、うま味や調味料、盛り付けなどの要素を言っています。 なるほどと、うなづけるところが多々あります。 
 私たちもまた、多様さがあって、それぞれに持ち味があって、新しくされている者であります。 与えられている世界を感謝して、喜んで暮らしている者であります。 しかし、私たちの群れの中心には、イエス・キリストがいます。 このひとりのお方に結ばれた群れであります。 私たちの食文化もまた、家族への愛が、親しい者への愛が、与えられた恵みへの感謝が根底にある筈であります。 そのような無形文化遺産であってもらいたいと願います。  
                                  (牧師 村上悦二)#

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牧師館より    2013.10.20

2013-10-20

# 10月11日の夕方、春とは逆方向にV字型編隊を組んで「きゅっ きゅっ」と声をあげて飛んでいく渡り鳥を、この秋初めて目撃しました。 春には、空高くおびただしい数のV字型編隊をずっと見上げていたことを思い出しました。 それが戻ってきたのか、また訪れて来たのか分かりませんが、とても近しい親戚が戻ってきたように感じるのです。 
 先週の聖書の学びに、目の前を飛んでいる小さな「空の鳥」をも、神は無限の力で包んで、養って、装ってくださっていると、イエスが愛する弟子たちに指し示された箇所が出てきました。 ふとしたところから、人の目にもつかない小さなものに神のご配慮がちゃんとあることに私たちが気づかされる時があります。 その日暮らしにも見える「空の鳥」も、ちゃんと半年後に行くべきところを知らされているではないか。 イエスは、「まして、あなたがたはなおさらなことではないか」と言われます。 「天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである」と言い、私たちの「思い悩み」から解放してくだるのです。 
 私たちの「礼拝」が、私たちの「聖書の学び・祈り会」(聖書研究・祈祷会を改め)が、主イエスが待っていてくださる、主イエスがともにおられてほっとする、思い悩みから解放される、そのような場となるよう、みなさんとともにつくり上げられたいと心から願います。
                                  (牧師 村上悦二)#

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牧師館より    2013.10.13

2013-10-13

# 仙台教会で行われた「酒田伝道所に出会う旅」という集いに参加いたしました。 酒田伝道所に出会うというよりは、二組のご夫妻の証しに出会いました。 「ご主人の救いのために、酒田伝道所を選びました」と言う奥様。 そして、「妻がいなければ、私はここに立っていなかった」と語るご主人でした。 ひとりの魂の救いのために、すべてに優先した燃えるような祈りが、姉妹のなかにありました。 そして、このご夫妻を包み込むように、牧師ご夫妻の証しがありました。「炭火は集まって燃える。 ぽつんと一つの炭火では消えてしまう。」と言葉を重ねました。 
  私たちの宣教の歩みは、ひとりがひとりと出会うためにこそある。 ひとりが語らなければ、もうひとりには伝わらない。 そこには、福音を受け止めた確かなひとりの姿が見えている。 そこに、救いの神の業が起きてくる。 そのことが示された「酒田伝道所に出会う旅」でした。
  ひとりの牧師が立ち上がって言われました。 「イエスが先まわりをして行かれているガリラヤこそ、東北の地です。 イエスに魅かれて、私たちは行くのです。 酒田伝道が与えられているから、東北の地に恵みが与えられています。 私たちには、見えない恵みがすでに与えられています。 祈るしかできない。 でも、祈ることができるのです。」  この言葉に、励まされました。                               (牧師 村上悦二)#

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牧師館より    2013.10.9

2013-10-09

#NHKの番組に、「キッチンが走る」という番組があります。 食材を作っておられるところに出かけて行って、素晴らしい食材を見つけるだけでなく、それをつくっておられる方々の思いを伺います。 そこから滲み出てくる心をつかんだうえで、プロの料理人がその思いが込められている食材を料理するという番組です。 食材をつくった方々も、それを活かして料理した方も一緒に食事をするところが最後の場面となっていきます。 その際に語られるそれぞれの言葉と表情が、何とも言えない幸いな空間となっているのです。 
  自然との戦い、触れ合いの中で刻みつけられた顔の表情の豊かさが素晴らしいのです。 それぞれに捧げて来られたその生涯を認め合い、尊重し合う。 自分が丹精込めてつくり上げてきた食材が、新しい用いられ方をされ料理され、その新しい発見をする。 それぞれの労が報われ、更に新しい励ましを受ける。 食材をつくった者にも、料理をした者にも、感謝の言葉が跳ね返ってくる。 与えられた食材を通して、一緒に交わる。 その愛餐のひとときに、つくった者もつくられた者も笑顔がはじけるのです。 
 この中心に、私たちの主イエス・キリストがおられる愛餐の時を、与えられた賜物、恵みを分かち合い、私たちの群れもまた体感することのできる希望が与えられています。
                                   (牧師 村上悦二)#

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牧師館より           2013.10.6

2013-10-06

#先週、第五の主の日の礼拝において、4名の兄弟姉妹が「証し」に立ってくださいました。 
 わずかな時間でありましたが、それぞれに与えられている祈りの課題から、言葉に出して語っていただき
 もっとお伺いしたいと思いました。 礼拝が、それぞれの恵みを持ち寄って互いにその恵みを分かち合う、 ふたたび、恵みを与えられてそれぞれの場所に遣わされて行くというものであれば、礼拝そのものであり  ました。 もっと、嬉しかったことは、その「証し」を伺って、皆さんが「アーメン」、その通りですと連 呼されたことでした。 私たちが、ともに主に礼拝をささげていると実感することができた、無上の喜びの 時となりました。
 先日、泉小学校の子どもたちが、持久走の練習を学校のまわりでしている場面に出くわしました。 そばに 近寄ると「はあ はあ」という息づかいが聞こえてきます。 ゴールに向けて、それぞれのスピードで一心 を傾けている姿を見て感動します。 私たちが、このように隣人に息づかいが聞こえてくるぐらいに近寄っ て、声を聞いて、その歩む姿が見えているだろうかと思わされました。 触れることのできるキリストのか らだ、息づかいが聞こえてくるほどのキリストのからだに、私たちの群れもまたつくり上げていただきたい と願います。                                (牧師 村上悦二)#

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先週の聖書研究・祈祷会の恵みから 

2013-09-26

聖書  マタイによる福音書6章1~4節 

*イエスは「あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天の国に入ることができない」と言います。 問題は、誰が義としているか、誰の義であるかということです。 イエスは、「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい」と言われました。

*イエスは、「人の前で行わないように注意しなさい」と言います。 私たちは、どうしても「人の前」を
気にするのです。 自分の生涯の総決算は、「神の前」に立つ時であると知っています。 でも、私たち
は、「人の前」の決算にびくびくして一喜一憂します。 私たちは、この隠れておられる「神の前」で生
きているのです。 むしろ、この神にすべてを知ってもらう。 気づいていない隠れたところ、気づいて
いても隠そうとしているところを差し出し、赦していただく。 神が正しいとするところ、隠れた神に身
を委ねていく。 そうすれば、隠れたことを見ておられる父が報いてくださるとイエスは言います。

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先週の聖書研究・祈祷会の恵みから 

2013-09-19

聖書  マタイによる福音書5章43~48節 

*イエスは「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」と言います。 その理由が、「天の父の子
となるためである」と言うのです。 愛するということは、この天の父との関係をもつところにある。 神
との関係に基づいたところにあると言うのです。 この父なる神に愛されている、神から流れ出てくる愛
によらなければ愛し続け貫き通す事は難しいと言われるのです。

*父なる神は「悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださる」お
方であると言います。 すべての人が神に造られ、だれもみな、神の愛の中にあるとイエスは言います。
愛する者と愛される者との関係は、神が注ぐ愛によってつながれた、神がお造りになった関係であるとい
うことです。 天の父の完全とは、全てを包み込む愛の大きさを言います。 イエスがなりなさいと言われる完全な者とは、この天の父の愛に突き動かされて敵を愛し、迫害する者のために祈る者です。

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9月13日(金)から9月15日の特別プログラムのご案内

2013-09-05

朝晩は少し気温が下がり、虫の声も聞くようになりました。
いよいよ季節が変わりつつあることを実感させられます。
夏から秋へと移り行くこの時に、静かに聖書のお話を聞く時と、賛美と交わりの時を準備いたしました。
どうぞ、お出かけくださいますよう、教会員一同、心よりお待ちしています。
なお、併設するひかり幼稚園の園庭には、駐車場のスペースが十分にあります。
どうぞ、お車でお出かけください。
スケジュールは、以下の通りです。

9月13日(金) 午後5時より開会礼拝
       「福音にともにあずかる」講師:秋山信夫牧師(上尾キリスト教会)
                   聖書:コリント一 9章19~23節
9月14日(土) 午後2時より交流会
        一緒に、賛美をいたしましょう。
        一緒に、お話をいたしましょう。
9月15日(日) 午前10時30分より特別礼拝
       「人生を新しく創める」 講師:秋山信夫牧師(上尾キリスト教会)
                   聖書:コリント二 5章16~21節

私たちの教会では、聖歌隊のメンバー、聖歌隊の伴奏者を募集しています。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。 

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先週の聖書研究・祈祷会の恵みから

2013-09-05

聖書  マタイによる福音書5章27~32節 

*イエスは、「創造主は初めから人を男と女とにお造りになった。 それゆえ、人は父母を離れてその妻
と結ばれ、二人は一体となる。 神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない」と言いま
す。 この神のみこころに立って、イエスは「姦淫してはならない」、「離縁してはならない」という律法
から私たちを解放するために、福音を語ります。 

*私たちは、みことばを自分の都合のいいように解釈してはなりません。 神のみこころを踏みにじる「姦淫」、神の前に理由のない「離縁」を戒め、神のみこころという恵みとして律法を語っておられるのです。 「そんなものなら、妻を迎えない方がましです」と答えた弟子たちに、イエスが答えたみことばが「だれもがこの言葉を受け入れるのではなく、恵まれた者だけである。 これを受け入れることのできる人は受け入れなさい。」です。 私たちは、神に与えられた境遇で、神の恵みに生きるように招かれています。 恵まれた者とは、このイエスの恵みをたくさん受け入れた人のことです。 

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牧師 村上悦二
協力牧師 渡部元