~先週の聖書研究・祈祷会からの恵み~
2012-11-15
聖書 使徒言行録2章1~13節 「聖霊が降る」
*霊は、「風のように」、また「炎のように」集まっていた一人一人の上に降りました。 生い立ちも苦しみも悲しみも異なる人たちが集まり祈っていたところに降りました。 それも、準備もなく突然にでした。 与えられたものは、「霊が語らせるままに、他の国々の言葉で語る」言葉でした。
*弟子たちが突然に体に刻みつけられた恵みの事実を、自らの言葉として語り始めたのです。
迫害の目、非難の嘲りが待っている家の外に向かって語り出す言葉が与えられたのです。 家の外に向かって証言していく力を与えられたのです。 聖霊は、臆病な者、無力な者、祈ることしかできなかった者を、神のみこころと一つのものとするために変えていく力です。
*聖霊が降った五旬祭の祭りは、多くの霊の刈り入れの時として新しい意味が与えられました。 地上を離れたイエスの務めが、弟子たちに引き継がれた記念すべき日です。 その務めを果たすために、その生涯を歩み始めるための準備が弟子たちに備えられた記念すべき日です。
←「「二つの愛の掟」 マタイによる福音書22章34~40節」前の記事へ 次の記事へ「「主を待つともし火の油」 マタイによる福音書25章1~13節」→