牧師館より 2014. 1. 5
2014-01-05
# 去年の今頃は、教会や幼稚園の屋根の雪下ろしの作業をしてもらっていたように記憶しています。 今年は、雪が少ないですねと新年を迎えたところでした。 ところが、やはり本格的に吹雪いて参りました。 その中を、久しぶりに幼稚園の子どもたちが「お楽しみ会」に顔を出してくれました。 防寒服に身を固めて、元気に笑顔を見せてくれました。 幼いころから、この寒さに鍛えられている姿を見ます。 子どもたちだけではありません。 この私もまた、今年は慣れないながらも除雪機を駆使しています。 想像もつかなった姿です。 私たちは経験したものでなければ、どうしても分かりません。
しかし、私たちは様々な気象条件のなかで、また社会的な制約のなかで生活していくことの痛みをそれぞれに担っている筈です。 住んだことのないところでの痛みは分かりませんが、間違いなく、神はそれぞれに違った賜物を与えて支えてくださっています。 そして、それがひとつに結び合わされると聖書は言います。 イエスの御名のもとに、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、ひざまずくと言います。 今年一年もまた、この秋田の地が、私たちの国が、私たちの世界が、御名のもとに招かれた私たちがこの御名の旗のもとから離れることのないように切に祈ります。
(牧師 村上悦二)#
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