牧師館より 2013.12.8
2013-12-08
# いきなり雪が積もりました。 昨年は、初めての秋田の冬でありましたので、雪かきで新雪の「サクッ」としたあの感触が忘れられませんでした。 近年まれに見る大雪であることもあまり感じず、雪かきに専念していました。 さすがに、4月になっても降ってくる雪には、固くなった根雪とともに閉口してしまいましたが、生まれて初めての体験でした。 何をどうしてよいのかまったく分からないままに突入した最初の冬でした。 しかし、今年は違います。 屋根から滑り落ちていてくる「どさっ」という雪の音。 びくともしない根雪。 二度も転んだパリンパリンとなった道路。 目の前が見えないくらいの猛吹雪。 家の前の道路で一日に7回も車が立ち往生し、後押しした経験。 そのお蔭で、秋田の冬に備えることを知らされました。
ガリラヤ湖で激しい嵐に出会った弟子たちの姿を思い起こします。 イエスが先に乗り込んだ舟に、そのイエスの後に従って乗り込んだ弟子たち。 イエスに従ったからこそ、嵐に揺れ動かされた弟子たちでした。 信仰をもって決断してイエスに従った弟子たちが、不安に取り囲まれたのでした。 その弟子たちに真の信頼を与え、整えて、イエスは「向こう岸」に連れて行かれたのです。 弟子たちには、必要な「嵐」であったのです。 備えて、整えてくださるのは、主イエスです。 私たちは、このイエスと共に同じ舟に乗っています。 (牧師 村上悦二)#
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