先週の聖書研究・祈祷会の恵みから
2013-06-13
聖書 マルコによる福音書2章1~15節
*主イエスのご誕生は、様々な人々に出来事を起こしています。 「ユダヤのベツレヘムで、ユダヤの救
い主がお生まれになる」と聖書に預言されているのに、確かめようともしない祭司長や律法学者たち。 自
分の権威が失われるかもしれないと不安に思うヘロデ王。 自分たちの身の周りに波風が立つことを恐れ
るユダヤの人々。 考えてもみなかった生涯の不安を覚えるマリアとヨセフ。 星に導かれて、ユダヤの
地にまで訪ねてきた、異邦の地の学者たち。 それぞれにクリスマスの出来事が起こります。
*喜びで満たされ、新しい出発をした異邦人の学者たち。 不安の中にも、主イエスの声を拠り所として生きて行く決断をしたヨセフとマリア。 この、主イエスに従って新しい道を歩み始めた人々と、いつまでも自分を守ることに縛られたヘロデ王とユダヤの人々が、この最初のクリスマスに浮き彫りになっています。
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