先週の聖書研究・祈祷会の恵みから~
2013-02-21
聖書 使徒言行録9章1~19節
*エルサレムから200キロ以上離れているダマスコにまで手を伸ばし、イエスの弟子たちを脅迫し殺そうと意気込んだサウロに、天からの光が周りを照らします。 サウロは、地に倒れ、目も見えなくなり、人の手を借りなければ歩いて行くこともできなくなった。 三日間、目も見えず、食べも飲みもしなかった。
*サウロは、「わたしが、あなたが迫害しているイエスである」というイエスの声を聞きます。 そして「起きて町に入れ、そうすれば、あなたのなすべきことが知らされる」と、裁くためではなく恵みに与からせるためのイエスの声に促されます。 この盲目の、断食の三日間に、サウロは、「祈っている」のです。 「幻を見て」アナニアという人物を待ち望むのです。 アナニアはイエスに遣わされて、最大の敵であった、不安の念を拭いきれなかったサウロに、「兄弟サウル」と呼びかけたのです。
*サウロのバプテスマが、天からの光に導かれて、復活の主と出会い、祈り、幻を見て、見えるようになったその仕上げとしてなされています。 そして、サウロは主の食事へと招かれているのです。
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