牧師館より 2013.10.20
2013-10-20
# 10月11日の夕方、春とは逆方向にV字型編隊を組んで「きゅっ きゅっ」と声をあげて飛んでいく渡り鳥を、この秋初めて目撃しました。 春には、空高くおびただしい数のV字型編隊をずっと見上げていたことを思い出しました。 それが戻ってきたのか、また訪れて来たのか分かりませんが、とても近しい親戚が戻ってきたように感じるのです。
先週の聖書の学びに、目の前を飛んでいる小さな「空の鳥」をも、神は無限の力で包んで、養って、装ってくださっていると、イエスが愛する弟子たちに指し示された箇所が出てきました。 ふとしたところから、人の目にもつかない小さなものに神のご配慮がちゃんとあることに私たちが気づかされる時があります。 その日暮らしにも見える「空の鳥」も、ちゃんと半年後に行くべきところを知らされているではないか。 イエスは、「まして、あなたがたはなおさらなことではないか」と言われます。 「天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである」と言い、私たちの「思い悩み」から解放してくだるのです。
私たちの「礼拝」が、私たちの「聖書の学び・祈り会」(聖書研究・祈祷会を改め)が、主イエスが待っていてくださる、主イエスがともにおられてほっとする、思い悩みから解放される、そのような場となるよう、みなさんとともにつくり上げられたいと心から願います。
(牧師 村上悦二)#
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