先週の聖書研究・祈祷会の恵みから
2013-07-11
聖書 マタイによる福音書4章1~11節
*イエスは、神の霊に導かれて、誘惑する者に出会うためにイエスは荒れ野に行かれたのです。 イエスは、
その誕生の時も、バプテスマを受ける時も、この試みを受ける時にも神の霊に導かれています。
*第一の誘惑は、日常的な身近にある誘惑です。 その解決のために「神の力」を自分のために用いてみろと迫ります。 神の立場に置こうとさせる誘惑です。 第二の誘惑は、目に見える栄光への誘い、神の力を誇示させようとする誘いです。 自分の身を守る誘いであるかもしれません。 第三の誘惑は、この世の霊に対する妥協への誘いです。 この世の安易な安泰や安心を求める誘いです。 これらすべての誘惑に、イエスは申命記のみことばをもって答えます。 マタイは、イスラエルの40年の荒野をさまよった物語に重ね、イエスが神のみことばに聴き従うことによって、十戒の第一の戒めを守った事を示すのです。
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