牧師館より 2013.10.13
2013-10-13
# 仙台教会で行われた「酒田伝道所に出会う旅」という集いに参加いたしました。 酒田伝道所に出会うというよりは、二組のご夫妻の証しに出会いました。 「ご主人の救いのために、酒田伝道所を選びました」と言う奥様。 そして、「妻がいなければ、私はここに立っていなかった」と語るご主人でした。 ひとりの魂の救いのために、すべてに優先した燃えるような祈りが、姉妹のなかにありました。 そして、このご夫妻を包み込むように、牧師ご夫妻の証しがありました。「炭火は集まって燃える。 ぽつんと一つの炭火では消えてしまう。」と言葉を重ねました。
私たちの宣教の歩みは、ひとりがひとりと出会うためにこそある。 ひとりが語らなければ、もうひとりには伝わらない。 そこには、福音を受け止めた確かなひとりの姿が見えている。 そこに、救いの神の業が起きてくる。 そのことが示された「酒田伝道所に出会う旅」でした。
ひとりの牧師が立ち上がって言われました。 「イエスが先まわりをして行かれているガリラヤこそ、東北の地です。 イエスに魅かれて、私たちは行くのです。 酒田伝道が与えられているから、東北の地に恵みが与えられています。 私たちには、見えない恵みがすでに与えられています。 祈るしかできない。 でも、祈ることができるのです。」 この言葉に、励まされました。 (牧師 村上悦二)#
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