先週の聖書研究・祈祷会の恵みから
2013-09-19
聖書 マタイによる福音書5章43~48節
*イエスは「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」と言います。 その理由が、「天の父の子
となるためである」と言うのです。 愛するということは、この天の父との関係をもつところにある。 神
との関係に基づいたところにあると言うのです。 この父なる神に愛されている、神から流れ出てくる愛
によらなければ愛し続け貫き通す事は難しいと言われるのです。
*父なる神は「悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださる」お
方であると言います。 すべての人が神に造られ、だれもみな、神の愛の中にあるとイエスは言います。
愛する者と愛される者との関係は、神が注ぐ愛によってつながれた、神がお造りになった関係であるとい
うことです。 天の父の完全とは、全てを包み込む愛の大きさを言います。 イエスがなりなさいと言われる完全な者とは、この天の父の愛に突き動かされて敵を愛し、迫害する者のために祈る者です。
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