先週の聖書研究・祈祷会の恵みから
2013-05-23
聖書 使徒言行録26章1~32節
*パウロにとっては、ユダヤの人々の前でも、ローマ総督の前でも、王の前でも、すべての弁明の機会を、
福音の宣教の務めを果たす場であったのです。 パウロのもとに導かれたアナニアに、主が幻の中でパウ
ロのことを語っています。 「あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝える
ために、わたしが選んだ器である」と言います。 神の選びの働きが、常に先行しているのです。
*主は、パウロの回心には目的があると言います。 パウロを起き上がらせ、自分の足で立たせ、奉仕者・証人として遣わすことである。 それは、「彼らの目を開いて、闇から光にする為である」「サタンの支配から神に立ち帰らせ、自由を与える為である」「わたしへの信仰によって、罪の赦しを得る為である」「恵みの分け前に与かる為である」と言います。 パウロは一途に、「天から示されたことに背かず」「メシアが苦しみを受け、死者の中から最初に復活されて光を語り続けるようになると述べたのです。」
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