先週の聖書研究・祈祷会の恵みから
2013-04-11
聖書 使徒言行録15章36節~16章10節
*「教会の外部」から起こった問題を、イエスの恵みによる救いの信仰によって克服したアンティオキア教会でしたが、今度は、「教会の内部」から問題が起こってきます。 今まで行動をともにしてきたパウロとバルナバに、熱心さから対立が起こります。 しかし、神はこの対立を通して、パウロはシラスとともに、またバルナバはマルコとともに、それぞれを遣わします。
*しかし、パウロ自身が描いていた宣教の計画が二度にわたって聖霊によって閉ざされます。 私たちが言う「聖霊に導かれる」ことの中には、このように聖霊に閉ざされることも含まれているのです。 むしろ、私たちが閉ざされている時こそ、神の働かれている時です。 パウロの沈黙の時は、神の働きの時でした。 人間の計画が崩れる時、神の計画が始まる時です。 この神の計画が成った時こそ、私たちが用いられるのです。 この時に「私たちを助けてください」という祈りが与えられるのです。