先週の聖書研究・祈祷会の恵みから
2013-03-21
聖書 使徒言行録13章1~12節
*アンティオキア教会には、違いを越えて様々な指導者がいました。 その中に、キリスト者を迫害する指導的立場にいたサウロ、バプテスマを斬首したヘロデ・アンティパス王の関係者であったマナエン、キプロス島出身のバルナバなどが、アンティオキア教会という一つの所に集められていたことが驚きです。
*その彼らが、「主を礼拝し、断食し、祈っている」のです。 聖霊が働かれることを待ち望みつつ、神が「前もって決めておいた仕事に当たらせるために」、教会の祈りによって、バルナバとサウロを祝福の按手によって送り出そうとするのです。 このバルナバとサウロの宣教旅行が、神の命令である、教会の業であるとルカは主張しているのです。 船出したキプロス島で、偽預言者によって取り入られたこの地の地方総督に出会います。 この地方総督は、サウロの語る「主の教えに非常に驚き、信仰に入った」と言います。 一人のローマの高官のためにも、二人が教会の祈りによって送り出されたのです。
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