先週の聖書研究・祈祷会の恵みから
2013-05-16
聖書 使徒言行録24章1~27節
*パウロは、「疫病のような人間」である、「ナザレ人の分派」である、「神殿を汚す」者であると訴えられ
ました。 ローマにとってもユダヤにとっても、疫病のような危険な人物である。 異端の一派のリーダ
ーであると、感情むき出しで根拠や証拠に乏しく訴えられたのです。
*パウロは、礼拝のために来たのであり、論争も騒動も引き起こしてはいない。 訴えた人々と同じように、むしろそれ以上に律法や預言書をことごとく信じている。 神殿を汚すどころか、救援金を渡すため、供え物をささげるために戻ってきたと、事実を通して弁明を喜んでしたのです。
*パウロは、冷静に神の言葉だけを語ります。 剣や暴力によって語ったのではありません。 神の言葉は、これほどまでに影響力をもつのです。 真理に立つ者は、冷静さと自由があります。 恐れからまったく解放されます。 パウロは、この出来事による2年間の足どめもまた、神のわざと受け止めたのです。
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